50代からの再婚は幸せになれる?男女別の理由やメリット・デメリット、注意点をプロが解説

「50代になって、新たな人生のパートナーが欲しくなった」
「50代で再婚したら後悔する?」
とお悩みの方へ。
50代になってから再婚を望む方は多く、結婚相談所である関西ブライダルでも多くの会員様が婚活を始めています。
再婚を望む理由はさまざまですが、お子さんが再婚を勧めるケースもあり、若い世代とはまた違った背景をお持ちの方がほとんどです。
50代の再婚で後悔しないためには、気を付けたい事がいくつかあります。
この記事では、婚活のプロが注意点や再婚を希望する主な理由、気を付けたいポイントを解説します。
50代で再婚を望むのは男性・女性どちらが多い?

関西ブライダルに再婚をご希望でお問合せいただいた50代(50~59歳)の方の割合と、現在活動中の割合は以下の通りです。
◆50代の再婚に関するお問合せ割合(2026年1月~8月)
| 性別 | 割合(%) |
|---|---|
| 男性 | 41.6 |
| 女性 | 58.4 |
◆現在活動中の50代会員様の割合(2026年9月現在)
| 性別 | 割合(%) |
|---|---|
| 男性 | 53.7 |
| 女性 | 46.3 |
お問合せの割合で見ると女性がやや多いですが、現在婚活中の50代の方の割合で見ると男女で大きな違いはなく、若干男性が多い結果となっています。
【男女別】50代で再婚を希望する主な理由

50代で再婚を希望する主な理由について、男女両方と、男女別でまとめました。
男女両方に多い50代で再婚を希望する主な理由
● 「これからの人生を一緒に楽しめるパートナーが欲しい」
● 「一緒に旅行や食事を楽しめる相手が欲しい」
● 「老後を一人ではなくパートナーと支え合って過ごしたい」
男女両方で50代で再婚を希望する主な理由として、上記が挙げられます。
50代になるとお子さんが独立して、シングルの方は孤独を感じやすくなります。
生活や日々の楽しみを共有できる相手が欲しいという気持ちから、再婚を望む方が多いです。
シングルの方はこの“孤独”を常に心配している方が多いと思います。
いつ、どのような災難が降りかかるかわかりません。
「見守りではなく、愛情を持って信頼できる誰かがいてくれたら安心できる。」と思うのは自然なことです。
大きな災害の後に結婚が増えるのも、これが理由と考えられます。
もちろん地震や災害の備えとして結婚するわけではありませんが、支え合えるパートナーがいることが大事なのです。
「一人の時に地震が来るのが一番怖い」とおっしゃる70代の女性会員様の声もあります。
何かをしてほしいわけではありません。
「ただ私のことを思ってくれる人がいる」という安心感が欲しいのです。
男性に多い50代で再婚を希望する主な理由
「一人で生活する寂しさを感じるようになった」
女性は前夫と死別・離婚をしても、その後晴れ晴れとしている人が多いです。
一方で、男性はシングルになると一人で寂しいと感じる方が多いのです。
寂しさから再婚を希望するのは、男性の方が多くなります。
女性に多い50代で再婚を希望する主な理由
● 「子育てが落ち着き、自分の人生を考える時間ができた」
● 「再婚して少しでもいいから生活を楽にしたい」
子どもができれば自分の事を後回しにして子どもの成長に寄り添い、子どもが第一になるものです。
そしてこの傾向は、やはり女性の方が多いです。
人によってさまざまですが、再婚を子どもが社会人になった時や結婚した時などに「次は私の時間よね」と思う女性が多く、そのタイミングが50代であることが多いです。
「シニアは年金だけでは生活できない」と言われていて、経済面で不安を抱える女性は少なくありません。
すでに生活基盤が整っている方であっても、「将来への安心感を得たい」「より豊かで落ち着いた暮らしを築きたい」という想いから、新たなパートナーを探しにご相談へお越しになるケースは少なくありません。
50代の再婚は正解?メリットとデメリットについて

50代での再婚に向けて活動を進める際の参考として、メリットとデメリットを整理しました。
ご自身の婚活や今後の人生設計に役立ててみてください。
50代で再婚するメリット
● これからの人生を一緒に楽しみ、支え合えるパートナーができる
● 病気や親の介護、自分たちの老後も相談できる相手がいるという安心感がある
● 結婚生活の良い面・悪い面を知ったうえでパートナーを選べる
一度結婚生活を経験しているからこそ、相手とのコミュニケーションの取り方などを学んでいる人が多いです。
きちんと伝えるべきこと、自分の考えばかり押し付けないこと、一緒に生活するには歩み寄りも必要といった、結婚の良い面だけでなく大変さも知ったうえで冷静にパートナーを選べる点は、再婚ならではの強みと言えるでしょう。
再婚者は、
● どうしたら家事をもっとしてくれるだろうか?
● どうしたら相手が喜んでくれるか?
● 何をすれば嫌がられるか?
といったことを知っています。
一方で初婚の方は、50代であっても指摘を受け入れなかったり譲れなかったりとわがままな点が多く、年齢が上がるほどなかなか変わることができません。
そのため、再婚者は再婚同士の方が上手くいくケースが多いです。
50代で再婚するデメリット
● お互いの子どもや親、介護、住居や相続などお互いに抱えているものがある
● 子どもとの同居・別居問題・お互い持ち家だった場合どうするのかという問題
● お互い生活スタイルが確立しており合わせることや理解ができるのか
50代になると、子どもや親、介護、住居や相続など、抱える課題が増えます。
特に相続の問題は大きく、自分が良くても家族・親族の立場では自分の取り分が減るために非常に揉めることもあります。
稀なケースではありますが、生前贈与などで対処する方もいます。
親御さんの介護問題も無視できません。
すでに施設に入られていれば問題は少ないですが、相手が遠方に住んでいると、二人の住処をどこにするかが特に大変です。
50代で再婚するということは、お互いの親は70代後半~80代ということで、介護が必要な場合は本格的に手がかかります。
相手の親の面倒を見ることになると、「自分の最後の人生を楽しくしたい」という婚活目的と合わず、リスクの多さから破談になりやすい点は要注意です。
自分の人生を少しでも有意義にするために再婚を望むものの、それに伴うリスクが大きくご縁に至らないことがある点も、50代の再婚で気を付けたいポイントといえます。
50代の再婚を正解にするポイント
50代の再婚は正解でも不正解でもなく、ご自分で正解にすることがとても大事です。
例えば「老後の面倒を見てほしい」という気持ちで再婚を希望しているのなら、その再婚は失敗するかもしれません。
長年連れ添ったパートナーだからこそ老後の面倒を見るのであって、数か月交際したパートナーから「介護をしてほしい」と言われても、拒絶してしまう方がほとんどでしょう。
また以下のポイントも重要です。
● 何かあればきちんと話し合いができる
● 金銭感覚が近い
● 親や子どもとの距離感について理解できる
親や子どもとの距離感は、50代になると本当にさまざまです。
この距離感を理解できるか、許容できるかどうかは、再婚では大事なポイントの1つとなります。
子ども・お金・介護…50代の再婚で気を付けたいポイント

50代の再婚は2人の気持ちだけで突き進むことが難しく、子どもや自分の親との関わり方やお金関係といった課題をクリアしていく必要があります。
50代での再婚を、自分だけでなく家族にも喜ばれる結果にするために必要なポイントについて、以下の5つを解説します。
①子どもへの報告や関わり方
②お金・財産・相続
③親の介護・自分たちの老後について
④入籍への考え方
⑤周囲の「嫉妬」に要注意
①子どもへの報告や関わり方
何歳になっても子どもにとって親は大好きなお父さん・お母さんであり、親の婚活を受け付けない子どもは少なくありません。
親の婚活と聞くと、「今さら再婚なんて…」と困惑されたり、親の恋愛や再婚に対する心理的な抵抗から反対されることもあります。
婚活中は、お子さんには全く言わないという方法もおすすめです。
結婚相談所で婚活しているといえば、「どんな人と会っているの?」などいろいろ聞かれる可能性が高いです。
親にも人生があり、個人の幸せを追いかける権利は誰にでもあります。
シニア婚の鉄則は“お口チャック”です。
子どもに再婚を伝えるタイミングは、二人の間で「この人と一緒に生きていこう」と決まった時で十分です。
その際に「実は良い人ができた」と伝えれば問題ありません。
②お金・財産・相続
50代の再婚では、お金関連の問題が多くなります。
特にまだお子さんの学費を払う必要があったり仕送りをしたりしていれば、それらを含めて再婚後の生活費をどうするか決めなければなりません。
そして相続では、自分の財産を子どもにどれくらい残したいのかも考える必要があります。
再婚すれば家族構成が変わるわけですから、パートナーとなる二人はもちろん、子どもへどれくらい残すかも話し合う必要があるでしょう。
例えば女性が再婚で男性が初婚だった場合、相続について、男性は自分の子どもではない人にも相続権が発生することに微妙な気持ちを抱くこともあります。
再婚後に揉めるよりも、早めに率直に話し合って解決できればベストです。
金銭感覚や生活費、相続といったお金関連はもちろん、パートナーなら何においても話し合うことが大事です。
③親の介護・自分たちの老後について
50代の再婚では、親の介護も話し合う必要があります。
自分の親は自分で見るのか…
相手にも協力してほしいのか…
親の近くに住む必要があるのか…
これらを曖昧にしたまま再婚すると、後から「そんなつもりではなかった」とトラブルになりやすいです。
結婚後の自分たちの住まいも話し合いが必要です。
50代になるまでお互いそれぞれの住まいがあるわけですから、
片方が住まいを手放して同居するのか?
それが現実に可能なのか?
を考えなければなりません。
お子さんと暮らしていて、通学や通勤で引っ越しが難しいというケースも多いものです。
すでに親御さんの介護が始まっている人もいますし、同居するとなっても「前の奥さんが住んでいた家での生活は嫌だ」と感じる人もいるでしょう。
50代の再婚の場合、結婚後すぐに同居するのではなく、別居婚や通い婚を選択するケースも多いものです。
結婚=同居すべきというルールはありませんから、二人に合ったスタイルを探しましょう。
④入籍への考え方
若い世代の結婚は入籍するケースが多いですが、50代になると、子どもや遺産のことで入籍によるデメリットが発生する人もいます。
50代での再婚は、必ずしも入籍だけにこだわる必要はなく、柔軟な形を選ぶことができます。
あえて籍を入れない選択をしたり、まずは1年間「通い婚」でお互いの家を行き来しながら今後のあり方を決めたりするなど、二人に合ったスタイルが選べます。
年代問わず「結婚するのなら絶対入籍したい」という方もいますから、それぞれの背景や気持ちを話し合って、納得できる形で決めることが大事です。
50歳の再婚では、入籍のことで不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。
家族や親族など、周りの意見もあるかもしれませんが、それは上手くコントロールしていけばOKです。
こうお伝えすると、落ち着いて活動される方が多いです。
⑤周囲の「嫉妬」に要注意
50代であっても、結婚相談所で婚活していることは、子どもだけでなく親しい友人にも言わないことをおすすめします。
交際が始まれば嬉しくなって誰かに話したくなるものですが、周囲の方の価値観はさまざまです。
悪気はなくても、ネガティブな意見やアドバイスに心が惑わされてしまうことも少なくありません。
もし誰かに話したくなったら、ぜひ結婚相談所のスタッフに話してください。
スタッフであれば、心から祝福いたします。
50代再婚同士で幸せになったA子さん(52歳)のエピソード

最後に、関西ブライダルで婚活を頑張り50代の再婚同士として幸せになったA子さんのエピソードをご紹介します。
娘の「自分の人生を楽しんだら?」をきっかけに婚活をスタート
52歳のA子さんは公務員で、大学1年生の息子さんと高校1年生の娘さんの2人のお子さんがいます。
再婚したお相手は54歳会社員の男性で、お子さんはいません。男性の年収は500万円弱で、再婚同士です。
男性の年収は年齢でみると高い方ではなく、それはご本人も自覚されていました。
A子さんが再婚を考えるきっかけとなったのは、娘さんでした。
娘さんに初めて彼氏ができて、その話をしていた時に「私たちのことばかりじゃなくて、ママも自分の人生を楽しんだら?」という一言で、A子さんはご自分の婚活を真剣に考え始めます。
それまで母親として2人の子どもたちを優先してきましたが、娘さんのこの一言をきっかけにA子さんは「これからの人生を一緒に過ごせるパートナーがいてもいいのかな」と思い始めます。
離婚から10年弱の年月を経て、A子さんは婚活をスタートしました。
マッチングアプリで振るわず関西ブライダルへご入会
最初は娘さんがアプリの登録や写真撮影などの設定をすべて手伝ってくれ、マッチングアプリから婚活をスタートしたA子さん。
しかしアプリではなかなか交際に進まなかったため、結婚相談所を調べ、関西ブライダルにご入会されました。
担当したスタッフもA子さんと同じような境遇だったことから、子どもがいる状況での再婚を相談しやすく、安心して活動を続けられたそうです。
A子さんの婚活期間は1年2カ月、お見合いは18件でした。
その中で出会ったのが54歳で会社員をしている男性です。
男性にお子さんはいませんが、A子さんに子どもがいることを自然に受け入れてくれる人です。
交際中はお子さんも交えて何度か一緒に食事へ行っており、ちょうど冬休み期間と被っていたことから、年末年始を含めて頻繁に会っていました。
何度か会っていく中で男性は無理に家族になろうとするのではなく、食事などを通じて少しずつ交流を重ねていくことで、お子さんとの関係も自然と深まっていきます。
交際が進んだ頃、A子さんの娘さんから二人に「ママは○○さんと結婚したいんでしょ!」と言われたことも大きな理由となり、再婚を決断されました。
二人はお見合いから5カ月の交際を経てご成婚。
A子さんが婚活を始めるきっかけをくれたのも、最後に再婚を後押ししてくれたのもお子さんでした。
「週末婚」で快適な結婚生活をリスタート
男性はお母様と同居しており、二人は「最初は週末婚」という形を選択されました。
男性は成婚退会後、平日はお母様がいるので実家で暮らし、週末だけA子さんの家へ行きます。
最終的には、男性と男性のお母様はA子さんの近くに引っ越して住む予定です。
まとめ
50代からの再婚について、男女別の理由やメリット・デメリット、注意点を解説しました。
この記事をまとめます。
● 50代での再婚を望む理由は男女ともに支え合うパートナーが欲しいため
● 介護や相続、金銭面など、再婚には50代ならではの注意点がある
● 入籍や同居など、従来の結婚という形にとらわれる必要はない
子どもの手が離れ、本格的に自分の幸せを考えたくなる50代。
「支え合えるパートナーが欲しいな」と思ったら、再婚を考えるのもおすすめです。
50代の再婚は、親の介護や相続、子どもとの距離感などをしっかり考えなければなりません。
それをクリアできれば、自分はもちろん家族も再婚を祝福してくれるでしょう。
周りになかなか良いお相手がいないなら、ぜひ関西ブライダルにご相談ください。
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