彼氏がいても結婚相談所に入会される女性心理&その結果とは？婚活アドバイザーに聞いてみた
「今の彼氏とは将来がイメージできない」
「現在彼氏がいるけれど、相談所に入会できないかな」
現在パートナーがいるからといって、結婚に至るとは限りません。
中にはこのまま年齢を重ねることに不安を感じ、「相談所と並行して婚活をしたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申し上げると、彼氏がいながら相談所へ入会される女性も一定数いらっしゃいます。背景は様々ですが、皆様「幸せな結婚がしたい」という想いをお持ちです。
今回は「彼氏がいながら結婚相談所へ入会する女性」をテーマに、彼女たちが相談所へ足を運ぶ理由や、実際に入会して活動された女性の事例についてご紹介します。
「彼氏がいる」けど相談所へ来られる女性について（婚活アドバイザーと対談）
「彼氏がいながらも結婚相談所へ訪れる」というのは、一見すると矛盾した行為のように思えます。彼女たちは何故特定のパートナーがいながら、新たな出会いの場へ訪れるのでしょうか？関西ブライダルの婚活アドバイザーとの対談形式でご紹介します。
──実際「彼氏がいながら結婚相談所へ入会する女性」というのは、いらっしゃるのでしょうか？
婚活アドバイザーSさん（以下、Sさん）：そうですね。特に20代～30代の女性を中心に、特定のパートナーがいながら相談所への入会を希望される方は、一定数いらっしゃいます。
──彼氏がいながら相談所へ来られる女性は、どういった理由で入会されるんですか？
Sさん：多いのは「今お付き合いしている男性との将来が見えない」という理由ですね。
例えば「パートナーが転職を繰り返していて、収入面に不安がある」であったり、または「彼氏が浮気性で一緒にいることに疲れてしまった（けれど、別れるのも不安）」という方など。嫌いになったわけではないけれど、パートナーとの結婚が考えられないという女性は多いです。
また20代後半～30代の女性で「年下の男性とお付き合いをしていて、結婚の意識に乖離があるのが怖いから」という方もいらっしゃいます。
──結婚相談所って、そもそも彼氏がいても入会OKなんでしょうか？
Sさん：各相談所によってルールも異なると思いますが、当社ではお付き合いされている男性がいらっしゃっても、基本的に独身の方であれば入会をお断りすることはありません。
ただし「事実婚」の場合など、実質結婚と変わらない関係のお相手がいる場合は、婚姻届を出していなくてもお断りしています。
──実際、彼氏がいながら結婚相談所へ入会される女性に、どういったアドバイスをされるんでしょうか？
Sさん：お伝えするのは、あくまでも「将来のお相手を見つける1つの手段として、結婚相談所を活用してみても良いかもしれません」ということです。彼氏がいながらわざわざ相談所へ足を運ばれるということは、よほど「将来へ大きな不安を抱えている」あるいは「パートナーとの関係性に悩んでいる」方だと思います。
結婚相談所へ入会して他の男性を知ることで、もしかすれば「別の男性とお付き合いする可能性」が広がるかるかもしれませんし、やはり「今の彼氏が一番良い」と、パートナーの価値を再認識されることもあるでしょう。
どちらにせよ女性にとっては将来のパートナー探しを前進させるきっかけになると思いますので「ご自身の気持ちの整理をつけるために、活動されてみてはどうですか？」という視点で、アドバイスさせていただくことが多いです。
彼氏がいるけど結婚相談所へ入会した女性のエピソード3つ
上記のような背景から結婚相談所へ訪れる彼女たちですが、実際に入会後どういった活動をし、最終的にパートナーとの関係性はどうなられたのでしょうか？
実際に関西ブライダルで起こった、彼氏がいる状態で結婚相談所へ入会された女性の事例をご紹介いたします。
１．上司との関係性に不安を感じ、入会をされたA子さんの事例
（A子さん 27歳 会社員）
職場の上司に想いを寄せるも交際に至らず、結婚相談所へ入会されたA子さん27歳の事例です。
関西ブライダルが主催する婚活パーティーに過去2回ほど参加され、それをきっかけに相談へこられたA子さん。ご入会の理由は「会社の上司が好きで関係を持ってしまったが、明確な交際に至らず将来が見えない」ということでした。
活動開始から4か月ほどの期間で、13人の男性とお見合いをされたＢ子さん。
しかし結果的には真剣交際まで発展せず、活動から4カ月ほどで休会されることに。理由としては「どなたも悪い方ではないけれど、ドンピシャで好みの男性に出会えなかった」「活動するうちに会社の上司のことが本気で好きなことを自覚し、やっぱり彼との関係を頑張りたいと思った」とのことでした。
そして休会から2か月後、A子さんより「上司と無事、お付き合いできました！」という嬉しいご連絡を頂きます。彼女からの幸せいっぱいのご報告に、スタッフも皆、心から喜んだのを覚えています。
結果として相談所で運命の相手に出会うことはありませんでしたが、相談所での活動をきっかけにパートナーとの関係性を見直し、自らの手で幸せを掴まれたというエピソードです。
２．既婚者との恋愛に不安を抱き、相談所で運命のお相手と出会ったB子さんの事例
（B子さん 30歳 公務員）
恋愛に悩み思い切って相談所へ入会したことで、素敵なパートナーと出会われたB子さんの事例です。
入会当時、交際相手のいらっしゃったB子さんですが、そのお相手とは「同じ職場の上司で、既婚者の男性」という複雑な関係性でした。
彼のことは好きだけれど将来が見えない関係に不安を抱き、「30歳になってこの状況は辛いな」と感じたことをきっかけに、関西ブライダルへ足を運んでくださいました。
「遊ばない（浮気をしない）方で、自分と同程度の収入のある男性」というご希望条件で、婚活をはじめられました。
入会から4か月の間に5人の男性とお見合いをし、その中で非常に相性の良い1人の男性と運命の出会いをされます。
お相手は37歳、大手通信会社に勤務される年上男性。年収は600万円程度で、B子さんのご希望条件にも合致されていました。
初対面の際「穏やかで優しい性格の方だな」と好印象を抱かれたというＢ子さん。会話をするうちに頭の回転が速く、気遣いができる性格にも惹かれていったそうです。
ロードバイクやスノーボードなどアクティブな趣味が共通していたこともあり、順調にデートを重ねながら真剣交際へと発展していったお二人。数ヶ月の活動期間を経て、最終的に見事にゴールインを果たされました。
どれだけ好きであっても、将来の無い交際を続けるのは辛いものです。自身の幸せを叶えるために大きな一歩を踏み出されたことで、本当に信頼できるパートナーを見つけられた、勇気の出るエピソードです。
３．「親に安心して紹介できる男性と出会いたい」C子さんの事例
（Ｃ子さん 28歳 受付・事務）
「親に自信を持って紹介できるパートナーと出会いたい！」を理由に入会され、見事幸せを掴まれたC子さんの事例です。
可愛らしい雰囲気が特徴的な、28歳のC子さん。入会当時は15歳年上の、43歳の男性と交際されていました。しかし「再婚歴がある15歳年上の男性」という事実に後ろめたさがあり、親御さんに関係性を言い出せないことが悩みの種だったそうです。
別れた女性との間にお子様がいたこともあり、悩んだ末に相談所へお越しになりました。
C子さんのご希望は、「親に自信を持って紹介でき、気持ちよく結婚のOKがもらえる男性」です。華やかな見た目ながらピュアな性格のC子さんは、入会後も一生懸命に活動されていました。
そして活動から3か月ほどで、運命のお相手となる男性とお見合いをされます。お相手は2つ年上の30歳、警察官をしている男性でした。
お見合い当日、初対面のC子さんに花束を持参し手渡してくれたという男性。バッチリ決まったスーツ姿で花束を渡してくれる姿に、C子さんは「ロマンチックな方だな」と感動されたそうです。真面目な好青年、かつ警察官という信頼できる仕事に就いている点も、C子さんの希望にぴったり当てはまっていらっしゃいました。
その後も順調に関係を築いていき、親御さんにも無事に男性をご紹介。見事、幸せなゴールを迎えられました。B子さん同様「パートナーとの将来に悩んでいる女性」の背中を押してくれる、素敵な成婚エピソードです。
まとめ
今回は「彼氏がいるけれど将来が不安」という女性に向けて、パートナーがいながらも相談所へ入会する女性のエピソードを中心にご紹介しました。
もしあなたがお付き合いしている男性との将来に悩んでいるなら、新たな出会いの場に踏み出してみるのも、1つの転機になるかもしれません。
パートナー探しで後悔しないきっかけとして、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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