結婚相談所で実際にあった遠距離恋愛の4つの事例 | 成功の秘訣も紹介


結婚相談所では毎年多くのカップルが「遠距離恋愛」を乗り越え、ゴールインしています。頻繁に会えない交際を成就させる鍵は、ずばり「互いがどれだけ相手を思いやって行動できるか」にかかっています。


本記事では、そもそも「なぜ結婚相談所で遠距離恋愛に発展するのか?」を当社の事例を参考に解説しながら、遠距離恋愛からプロポーズまでの流れ、遠距離交際を成功させるコツについてお話しします。

結婚相談所で実際にあった遠距離恋愛の事例【4パターン】

“どういった流れ” で結婚相談所の男女が遠距離恋愛に発展するのか、不思議ではありませんか?当社で実際にあったカップルの事例を基に、遠距離恋愛の4つのパターンを見ていきましょう。

1.将来は地元に戻りたいので、地元エリアの女性に絞ってお見合いするパターン

将来を見越して、あえて地元エリアに住んでいる異性にお見合いを申し込み、遠距離から交際を始めるパターンです。互いの距離にもよりますが、この場合は初回のお見合いをオンラインでおこなうことが多いです。

 

【実際の事例】

大阪生まれ・大阪育ちで仕事もずっと大阪でしたが、30代半ばのタイミングで東京転勤になったIT会社勤めの男性Aさん(当時34歳)。いずれは大阪に戻りたいと考えていたため、あえて東京ではなく、関西在住の女性に絞ってお見合いの申し込みをされていました。

 

交際に発展した女性とは、自身が関西へ帰省するタイミングでデートするようにし、なるべく女性側へ負担のないよう配慮されていました。

2.近隣の婚活者が少ないため、あえて遠方の相手にアプローチするパターン

比較的「田舎」のエリアであれば、近距離で活動する会員数が少ないため、あえて都市部の異性にお見合いを申し込むパターンもあります。

 

【実際の事例】

三重県在住の男性会員Bさん(37歳)は、もともと同じ三重エリアでお相手を探していましたが、三重で活動される会員数が少なくマッチングできないことにお悩みでした。

 

そこでお相手のエリアを愛知・岐阜・滋賀・奈良・大阪に広げたところ、奈良県在住の女性会員Cさん(33歳)とマッチングし交際へと発展。互いの住まいまでは電車で約2時間半ほど離れていましたが、乗り換えが不要だったこともあり、月2回ほどのペースでデートを重ね、見事ゴールインされました。

3.交際中に一方が転勤になり、遠距離になるパターン


もともとは同じ関西圏に住んでいたものの、どちらかの転勤が理由で、交際中に遠距離になるパターンです。遠距離というハンディはあるものの、交際に至るまでの期間を対面で過ごせているため、その他のパターンに比べると関係が継続しやすい傾向にあります。

 

【実際の事例】

大阪府在住の公務員男性Dさん(当時35歳)と、奈良在住の会社員女性Eさん(当時31歳)とでマッチングし、ホテルでのお見合いを経て交際に発展。しかし交際から1か月ほど経ったタイミングで、男性が静岡県へ転勤することになります。


しばらくの間、静岡・奈良間での遠距離になりましたが、彼女さんの方から積極的に静岡へ会いにいったり、男性側も合間を見つけて関西へ帰省したりと、
月に2回程のペースで会われていました。互いに会う努力をされたことで見事成婚にいたり、大阪のリッツカールトンホテルにて挙式をおこなわれました。

4.親御さんきっかけで遠距離を前提に婚活されるパターンも

少数派ではありますが、関西在住の親御さんからの申し込みをきっかけに、関西エリア外にお住まいの会員さんが、当社にて活動されるパターンもあります。

 

【実際の事例】

富山県在住で技術職にお勤めの男性Fさん(当時36歳)は、大阪市内在住のお母さまからの問い合わせをきっかけに、関西ブライダルへ入会し活動をはじめられました。将来、実家を継ぐことを考え、地元に近い大阪・京都・兵庫あたりの女性を中心にお見合いを申し込んでいらっしゃいました。

 

結果的に大阪在住で保育士のHさん(当時32歳)と交際に発展し、約4カ月の遠距離恋愛を経て結婚に至りました。近い将来、大阪に戻ることを前提に現在はおふたりで富山に住んでいらっしゃいます。

結婚相談所で遠距離恋愛が成功するカップルの割合は?

あくまで体感になりますが、「遠距離で真剣交際から結婚へいたる男女の割合」は、全体の約30~40%ほどと思われます(つまり結婚を前提にお付き合いをはじめたカップルのうち、6~7割の男女が結婚前に破局してしまうということです)。

 

(遠距離ではない)通常の「真剣交際から成婚にいたる割合」が60%程であることから、やはり一般的な交際に比べると、結婚への難易度はやや高めであることがわかります。

 

とはいえ遠距離で頻繫に会えないカップルのうち、3~4割は結婚に至ることができると考えると、数字的には決して悪くないのではないでしょうか?過去の傾向を見ると、積極的に会う努力やマメな連絡をされていたカップル程、問題なくゴールインされている印象があります。

結婚相談所で遠距離恋愛をおこなう流れ

遠距離の男女がマッチングした場合、どのように交際を進めていくのでしょうか?「遠距離恋愛ならではの、お見合いから成婚退会までの流れ」を確認していきましょう。

1.会員システムからお見合いを申し込む

通常の申し込みと同様に、結婚相談所の会員システムから、気になる異性にお見合いを申し込みます。お相手の所在地を絞って検索することが可能です。

2.「オンライン」でお見合いをする

申し込みが成立したら、パソコンやスマートフォンなどを通じて、オンラインでお見合いをおこないます(帰省や出張などでお会いできる場合は、対面の場合もあります)。

 

約1時間~2時間程度、リラックスした状態で会話を楽しみながら、互いの情報交換をおこないます。お見合い終了後、お相手が良い印象だったか・好みではなかったかを相談所スタッフへ報告します。

3.お見合いから1か月以内に対面でデートをする

お見合い時に互いの印象が良ければ、仮交際へと進みます。実際に会ってみなければ距離を縮めるのは難しいため、なるべくお見合いから1か月以内には「対面」でデートをするよう推奨しています。

4.数回のデート・やり取りの後、仮交際から真剣交際へと発展

直接会った上で好印象であれば、真剣交際に向けて活動していきます。2~4回ほど対面デートを重ねた後、結婚を前提とした交際に進むカップルが一般的です。

5.LINE・電話で連絡を取りながら、なるべく月1回のペースで会う

真剣交際に発展した後は、結婚に向けて互いの価値観や将来像をすり合わせつつ、関係を育む期間となります。頻繁に会うのが難しい分、小まめにLINEや電話でコミュニケーションを取ったり、なるべく会う機会を作ったりという努力が重要です。


この期間中に「両家への顔合わせ」や「将来どこに住むか」のすり合わせ等を済ませておきます。

6.真剣交際から半年以内を目処にプロポーズ・結婚

真剣交際から半年以内を目安に、プロポーズ・成婚を目指します。通常のカップルであれば真剣交際から2~3カ月ほどで成婚するのが一般的ですが、遠距離の場合はやや成婚までの期間が長くなる傾向にあります。

男性から女性へプロポーズをおこない、成婚退会に至るケースが多いです。

結婚相談所で遠距離恋愛を乗り越える3つの秘訣

遠距離恋愛を乗り越えゴールインするためには、互いがお相手を尊重し、思いやりのある行動を心がけることが大切です。遠距離恋愛がうまくいく男女が必ず実践している「3つのコツ」をご紹介します。

1.「会いに行く回数」と「移動費用」は2人で負担する


遠距離恋愛がうまくいくカップルは必ず「会いに行く回数」と「交通費」を負担し合います。例えば「先月男性が女性に会いに行ったなら、今月は女性側が男性に会いに行く」「会いに来てくれたパートナーの交通費は、両者で折半する」といった具合です。

実際、どちらか一方だけが移動や交通費を負担しているカップルで、成婚前に破局してしまうケースは少なくありません。

 

【破局した事例】

千葉県在住の36歳男性(商社勤務)と兵庫県在住の32歳女性(幼稚園)との遠距離だったが、女性側の仕事の都合で、常に男性側が兵庫へ足を運んでいた。交際中、男性側が何度か「自分の地元の様子を知ってほしいので、こちらにも1度は遊びに来て欲しい」と頼んだものの、コロナのご時世ということもあり、女性は仕事柄、県外への外出を一切拒否。

結果的に男性側の不満がたまり、交際から4カ月半ほどで破局してしまった。

 

「どちらか一方に負担が偏らないようにする」ことを徹底することで、遠距離交際を成就できる可能性は高まります。

2.電話は最低週1回、LINEは毎日が基本

遠距離交際を成功させるため、最低でも週に1回は電話を、LINEは基本毎日おこなうのがおすすめです。頻繁に会えない分、小まめなやり取りがなければ、互いの熱量が下がってしまい自然消滅しやすくなってしまうためです。


特におすすめなのが、毎日「おはよう」「おやすみ」のLINEを欠かさずに送りあうこと。毎日挨拶を交わすことで自然とLINEの頻度も増え、会話のきっかけ作りもできるためおすすめです。

 

3.「移動時間さえ楽しむ」が上手くいくカップルの共通項

テクニックではありませんが、過去に遠距離恋愛がうまくいったカップルにお話しを聞くと「会いに行くまでの移動時間も込みで楽しかった」「行きの新幹線は決まってワクワクしていた」など、会いに行くまで道中さえ楽しかった、とおっしゃる方が非常に多いです。


距離が離れていることを不利に思わず、むしろ前向きに楽しめる姿勢が、遠距離恋愛の成功には必要なのかもしれません。逆に「会いに行くの面倒だな」「移動時間が勿体ないな」と感じる様であれば、
交際がうまくいっていないサインかもしれないので要注意です。

まとめ



「結婚相談所の遠距離恋愛」をテーマに、相談所ならではの遠距離交際エピソードをご紹介しました。

 

【今回のまとめ】

    • ・結婚相談所では多くの男女が遠距離恋愛を乗り越え、成就させている
    • ・遠距離恋愛を成功させるには「会いに行く回数」と「交通費」の折半が重要
    • ・うまくいくカップルは最低、月1回の対面デート・週1回の電話・毎日のLINEを徹底
    • ・遠距離では「互いが互いを思いやる行動・気遣い」が必須である


たとえ距離が離れていても互いの思いやりや行動次第で、2人で幸せなゴールを掴むことができます。もしあなたが今遠方の方とお付き合いをされているのであれば、あるいはこれからその予定があるならば、ぜひ本記事も参考にしていただきながら、遠距離恋愛を成就させてくださいね。

関西ブライダルでは今回の様な「遠距離の交際」をはじめ、様々なお客様のお悩みにお答えできる手厚い婚活サービスを提供しています。ぜひ当社独自の「甘やかし婚活」についても覗いてみてくださいね。


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