婚活と転職活動の両立は可能なのか?|心の面から考察する
「婚活を進める中で、転職活動も同時に進めていきたい」
または、
「結婚相手も理想の会社も両方手に入れたい!婚活も転職活動ものっぴきならないタイミングで今すぐしたい、しなければいけない」
と思っている方は多いのではないでしょうか。
婚活と転職活動を両立することについて、婚活と転職活動を同時にやることのメリットやデメリット、婚活に挑む中での心の問題にアプローチしながら、考察していきたいと思います。
<目次>
そもそも婚活と転職活動を同時にやるのはリスクが高い
そもそもの話なのですが、基本的に婚活も転職活動も今後の人生を大きく決めてしまう判断が連続する、精神的にも肉体的にもタフな活動になります。
どちらも相手があり、相手に受け入れられるため、選ばれるために全身全霊のパワーを注入して振る舞わなければなりません。
どちらの活動も本気で成果を求めてやろうとすればするほど、それぞれの活動量も多くなります。
婚活と転職活動を両立させるためには強靭な体力と精神力が必要になってきます。
ですので、結論から言ってしまうと、当サイトとしましては、「無理に同時に婚活と転職活動を進める」ことを推奨しません。
どちらも高い成果をお求めであればあるほど、婚活と転職活動を同時にやってしまうことは、どちらの成果も得られなくなってしまう可能性が非常に高くなってまいります。
同時並行はやめて、婚活をスムーズにする、という観点で考える
「婚活を成功させる」という当サイトのコンセプトから考えさせていただくと、「同時に婚活と転職活動を両立させる」ことよりも、
「無理なく、婚活と転職活動を両方成功させる方法」を考えていきたいと思います。
「婚活をスムーズにさせるための転職活動の考え方」をベースとして、婚活と転職活動の関係性を考察していきます。
婚活を気持ちよく進めるための転職活動のタイミング
婚活も転職活動、どちらも慎重な判断と大胆な行動力が要求される、人生を左右する大きな決断になります。
かといって、「婚活か転職活動か」という2元論になって、どちらかをあきらめてしまうのは本末転倒です。
婚活も転職活動にも、活動がより成功しやすい年齢や季節など、「旬」の時期があります。
そういった時期を逃さないようにするためには、「婚活か転職活動かどちらかをやる」といった呑気な姿勢でいるわけにもいきません。
どちらもあきらめることなく、「具体的に、戦略的に、婚活も転職活動も成功させる方法を考える」ということが有効なのではないでしょうか。
転職活動の動機には大きく2種類ある
まず、転職活動をするそもそもの動機を考えていきましょう。
転職活動をする根本的な動機には大きく2つあると考えられます。
動機を軸に大別すると、
「もっと給料の良い会社に行きたい」「もっとやりがいのある仕事に就きたい」などの内発的な動機と、
「会社の人間関係がつらい」「理不尽なプレッシャーから逃れたい」などの外発的な動機
に分けられると思います。
婚活中に仕事の心配をしていると顔や態度に出る
例えば、上述の外発的な動機で転職を考えている場合で、婚活を先にして、転職活動を後にしようと考えているケースがあるとします。
そのケースの場面を考えてみると、婚活中に、転職前の仕事場のあらゆるプレッシャーや苦労が、心身にのしかかっている状態で婚活をしている、というコンディションになります。
そのような心理状態で婚活に挑むと、相手にどこか疲れた印象を残してしまいます。服装にどこか疲れた感じが出てしまったり、言動も会社の愚痴や仕事の愚痴が出てしまったり、疲れから態度も投げやりになってしまいがちです。
身体の疲れは、睡眠やマッサージ、お風呂などで取ることができますが、心の疲れは原因が除去されないとなかなか取ることができません。
そのような身体・精神状態では、相手に気持ち良い印象を残すことも、良い関係性を作ることも非常に難しくなっていきます。
先のことが不確定である事実も相手に印象が悪い
また、転職活動を婚活の後に残している、ということは、婚活時に、職を変わってしまう・悪い場合だと職を失ってしまうリスクを抱えていることになります。
このような先が不確定な要素があると、婚活相手もパートナーとして選びにくくなります。
逆の立場で考えてみてください。相手が職を変わってしまう、あるいは職を失ってしまうリスクを持っている人と結婚を決断するでしょうか。共働きの時代、男性であっても女性であっても相手の職業が結婚生活のかたちや充実度に直結する時代です。
答えは限りなくNOに近いのは明らかであるでしょう。
転職活動は先に済ませることがおすすめ
以上の理由から、当サイトでは、基本的には婚活よりも転職活動を先に済ませておくことをおすすめします。
転職活動という人生のビッグイベントを片づけたあとのほうが精神的な余裕も大きく、ゆとりと大らかさ、といった印象も相手にもってもらいやすくなるでしょう。
ただ、転職したばかりの時期は注意
転職活動を成功させた後は、入社ということになります。
そうなれば、入社してすぐ婚活をやろう!と思いがちですが、ちょっと一呼吸をおいてみてください。
新しい会社に入ったばかりのときは、新しい人間関係や仕事に慣れるのに、疲れることも多いと思います。
管理職やスペシャリストの採用となりますと会社の期待値もハードルも上がり、それに応えるため心身ともに多くのエネルギーを使ってしまいます。転職先の文化や人間関係に合わせるのも、自分が思っているよりも大きなパワーを使ってしまっています。
ですので、適切な婚活開始のタイミングとしましては、転職活動を済ませ、新しい会社に入社して、職務や職場に慣れて精神的余裕が出たところから、婚活を始められるのが理想のタイミングといえるでしょう。
転職活動より婚活を先にやるのは全くナシなのか
では、転職活動よりも婚活を先にやるのは全くナシなのでしょうか?
先述の外発的な動機の転職の場合ですと、本人の精神的なダメージが大きく、相手に疲れ切った印象を残す場合なので、
転職活動を残したまま婚活をするのはオススメをしない、と申しました。
ポジティブな転職動機なら同時並行も有り得る
しかし、先程の転職活動の2つの大きな動機のうち、後者の「ポジティブな転職がしたい」という内発的な動機であれば、精神的にも充実している可能性が高いです。
転職活動が真に内発的な動機であり、上昇志向やポジティブな空気に満たされていて、かつ現在所属している会社ともある程度うまくやれている場合だと、同時並行で婚活をしても婚活にはマイナスにならない可能性もあります。
婚活を先にやっていても疲れたり・精神的に悩んだりしている様子を相手に見せる可能性が低いので、そのような場合は、婚活を先にやり、婚活の成功を待って転職活動をやるという流れでも両立が可能であると思います。
可能ではあるが基本的に転職活動→婚活の流れが王道
内発的でポジティブな動機であれば、転職活動と婚活の同時並行、あるいは、転職活動よりも婚活を先にやることは可能である、という言及をして参りました。
しかしどんな動機であれ、この活動の順番だと「婚活時に未来に職が変わってしまうリスク・職を失ってしまうリスク」は残ったままです。
やはり、転職活動を成功させ、転職先の会社に業務的・文化的に定着し、精神的に安定した後に婚活を始めることを、当サイトではおすすめします。
職や将来の心配をせず、精神的にも安定した状態で婚活を進めてくださいね。
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