【例文付き】婚活の上手な断り方!おすすめのお断り理由をシチュエーション別に紹介
婚活や恋愛をしていれば、異性からの好意を断らなければならない場面に遭遇することもあるでしょう。交際やデートをお断りすることは決して悪いことではないものの「相手を傷つけてしまったらどうしよう」「相手の気持ちをムゲにして申し訳ない」と苦しんでしまう心優しい方もいるかもしれません。
今回は「結婚相談所で働く婚活カウンセラーの方々」への取材を元に、婚活でお断りするときに知っておきたいポイントやおすすめのお断り理由を、シチュエーション別お断りLINEの例文とともにご紹介します。
<目次>
婚活でお断りするときに知っておきたい4つのポイント【例文付き】
どうすれば相手をなるべく傷つけることなく、後腐れない断り方ができるでしょうか。婚活や恋愛で異性の好意をお断りする際、知っておきたいポイントをご紹介します。
1.期待させる断り方はしない
告白されて「ありがとう!〇〇さんのことは素敵だと思うけど、私とは釣り合わないから……」と断る。デートに誘われて「行きたいけど、その日は用事が入ってるからまた今度ね~」と断る。
一見、問題ない断り文句のようですが、相手からすれば「まだチャンスがあるのでは?」と期待してしまう内容です。相手も貴重な時間をあなたに費やしているわけなので、ハッキリと「もう会えない」ことを伝えるのも誠意でしょう。
「お気持ちは大変嬉しいですが、残念ながらお応えすることはできません」と、相手からの好意は嬉しいことを添えながらもキッパリとお断りするのがおすすめです。
【お断り例文 ①】
デートのお誘いありがとうございます。お気持ちは大変嬉しいのですが、〇〇さんとのやり取りの中で将来への価値観にすれ違いを感じてしまい、継続してお会いするのはお互いのためにならないのではと思いました。心苦しいのですが、今回はお断りさせてください。せっかくお声がけいただいたのに申し訳ございません。
【お断り例文 ➁】
昨日のランチでは、楽しいひとときをありがとうございました。〇〇さんと過ごす時間は大変心地よいものでしたが、実際にお話する中で結婚相手というより尊敬できる一友人としての印象が強くなってしまいました。そのため大変申し訳ないのですがお会いするのは今回を最後にさせてください。〇〇さんの幸せを心の底からお祈りしております。
2.相手の誹謗中傷はしない
必ず意識してほしいのが「決して相手を批判したり悪く言ってはいけない」ということ。たとえ相手の欠点が要因だったとしても、あえてそこに触れてお相手を傷つける必要はありません。
仮に相手から「僕・わたしの何処が悪かったの?」と聞かれたとしても、基本的には「あなたには本当に悪い点はない」というスタンスを貫きましょう。中には逆上して文句を言ってきたりトラブルへ発展するケースもあるので注意が必要です。
【お断り例文】
お誘いありがとうございます。〇〇さんとの会話はいつも新しい発見ばかりで、とても楽しい時間を過ごすことができました。ただ私自身が至らないせいで、〇〇さんの将来へのビジョンや仕事観に理解が及ばない場面も多く、価値観の違いに不安を抱いてしまいました。そのため大変申し訳無いのですが、今回はお断りさせてください。
3.相手への感謝や魅力的な点を添える
少なからずお相手はあなたに好意を抱き、あなたのために時間を割いてくれた人です。ただ一方的に断るだけでなく、相手への感謝や相手の良いところを一緒に伝えましょう。
「〇〇さんが話し上手なおかげで、初対面から緊張せずにお話できました」
「いつもメールで親切に私を気遣ってくださり、とても救われました」
「〇〇さんの綺麗な姿勢や言葉遣いは、私も見習いたいなあといつも感じていました」
こうすることで相手の自尊心を必要以上に傷つけることや、あなたに対するイメージダウンを回避することができます。
【お断り例文】
先日は楽しい時間をありがとうございました。とても緊張していましたが、〇〇さんのお気遣いのおかげて終始リラックスしてお話することができました。ただ会話の中で〇〇さんとは理想の結婚観に開きを感じてしまい、このまま時間を共に過ごすのは違うのではないかと思っております。申し訳ありませんが、今回のお誘いはお断りさせていただきます。いつも私を気遣ってやさしい言葉をかけてくださり、本当にありがとうございました。
4.外的要因のせいにするのも有効
「他に好きな人ができたから」「あなたのことは恋愛対象として見れないから」と、真実をそのまま伝えることが必ずしも得策とは限りません。相手のためを思うからこそ「外的要因」を理由にお断りすることも有効な手段です。
例としては「急に転勤が決まって引っ越すから」「親が倒れて看病したいから」「友人の事業を手伝うことになって時間が取れそうにないから」など。あくまで自分ではどうしようもない理由で婚活の継続が難しい、ということを伝えましょう。
【お断り例文 ①】
おとといのランチではありがとうございました。美味しいパスタを食べながら〇〇さんと沢山お話でき、とても有意義な時間でした。
急なことで非常に心苦しいのですが、父が持病で倒れてしまい実家のある九州へ帰ることとなりました。しばらくは看病のため実家にいるかと思いますので、〇〇さんとお会いすることも難しくなりそうです。これまで貴重なお時間を割いていただいたのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。素敵な思い出をありがとうございました。〇〇さんに素敵なご縁があることを心から願っております。
【お断り例文 ➁】
先日は素敵な時間をありがとうございました。〇〇さんが私を思って気持ちを伝えて下さったことが、とても嬉しく自信にも繋がりました。ただ大変恐縮なのですが、仕事の関係で急遽資格の勉強をすることとなり、しばらくはプライベートの時間を婚活に割くことが難しくなってしまいました。私事で申し訳ないのですが今は仕事や勉強に集中したいので、今回のことはお断りさせてください。〇〇さんはとても魅力的な方なので、きっと私より素敵な方と良いご縁があるかと思います。
婚活時に相手にお断りするときに使っても良い理由3つ【例文付き】
相手からのお誘いや好意を断る際、必ずしも本当の理由を伝えたほうが良いとは限りません。相手を傷つけず、かつキッパリとお断りの意思を伝えるために使いたいおすすめのお断り理由を例文付きでご紹介します。
1.「結婚観の違い」を理由に断る
婚活中の断り文句として、最も使いやすく汎用性が広い理由が「結婚観や将来ビジョンの違い」です。異性としては魅力的であっても、結婚に対する価値観が違えばパートナーとして見ることは難しくなります。現実的に起こりうる理由だからこそ、自然かつ相手にも納得してもらいやすいというメリットがあります。
■使用上の注意点
- ・「結婚に対する価値観を共有した相手」にのみ有効
・相手の結婚観を否定せず、あくまで「自分とは違う」という理由で断る。
■初デート前の【お断り例文】
デートのお誘いありがとうございます。〇〇さんとのやり取りはとても楽しく充実したものでしたが、会話の中で将来へのビジョンや理想の家庭像が「私とは合わないかも?」と感じてしまう場面も多くありました。そのためお気持ちは大変嬉しいのですが、今回のお誘いはお断りさせていただきます。
■相手から交際を持ちかけられた際の【お断り例文】
昨日は楽しい時間をありがとうございました。別れ際に〇〇さんが思いを伝えて下さった際は驚きましたが、〇〇さんの誠意が伝わり恥ずかしくも嬉しい気持ちになりました。お返事について真剣に考えたのですが、実際に〇〇さんとお話する中で将来に対するビジョンや結婚観に、いつからか食い違いを感じている自分がいました。〇〇さんに幸せになってほしいからこそ、大変申し訳ありませんが今回のご好意はお断りさせてください。優しくて魅力的な〇〇さんであれば、きっと私より素敵なパートナーの方と出会えるかと思います。今まで本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
2.「いまは仕事に集中したい」を理由に断る
相手を傷つけない断り文句として「いまは仕事に集中したいから」も使いやすい理由の1つです。外的要因でありながら転勤や転職、親の介護などと違い移動や行動の制限が伴わないので、相手にバレて後々気まずくなるという心配もありません。
■使用上の注意点
- 「結婚したら仕事をやめたい」「仕事よりプライベートを優先している」などを匂わせていると、信憑性がなくなる。
■初デート前の【お断り例文】
食事のお誘いありがとうございます。実は私事で申し訳ないのですが、昨日から急に同僚が休職してしまい、これまでのように定時退社や土日休みが難しくなってしまいました。新たに覚えなければならない業務も増えるので、しばらくは婚活もお休みしたいと考えています。〇〇さんとはチャットでも非常に気が合うと感じていたので、お会いできないのは私としても残念です。またいつか機会がありましたら、その時はどうぞよろしくお願いします。今まで楽しいやり取りをありがとうございました。
■複数回デートをした後の【お断り例文】
先日のデートでは素敵な時間をありがとうございました。実は私事で恐縮なのですが、この度急な部署移動があり新しいプロジェクトにメンバーとして参加することとなりました。前任者の話を聞く限りとても忙しい部署らしく、これまでのようにお休みの日にお会いしたり仕事終わりにお食事することが難しくなるかと思います。私としても結婚は一度後回しにして、今は仕事に集中したいという思いが強くあります。そのため誠に勝手ですが、今後お会いすることは控えさせていただければと思います。〇〇さんにはたくさんの楽しい時間や気遣いをいただいたのに、一方的な都合でお断りしてしまい本当に申し訳ございません。〇〇さんに素敵なご縁があることを心から願っております。
3.「他に好きな人ができた」を理由に断る
婚活をしていれば、どれだけ断っても諦めてくれない粘り強い異性に出会うこともあるでしょう。そういった相手にスッパリ諦めてもらうには、あえて「他に好きな人ができた」と伝えることも効果的です。また婚活であれば複数人と同時並行で会うことは決して珍しいことではないため、他の異性の存在を理由に断ることはある意味自然な断り文句と言えます。
■使用上の注意点
相手との関係性が薄いタイミングでの使用が望ましい。すでに親しい関係の相手に使うと傷つけてしまう可能性があるので、その場合は別の断り文句を使うのがおすすめ。
■初デート前の【お断り例文】
お誘いありがとうございます。実は私事で申し訳ないのですが、昨日別の男性から告白していただき、交際することとなりました。そのため大変残念ではありますが、今回のお誘いはお断りさせていただきます。今まで楽しいやり取りをありがとうございました。〇〇さんに素敵なご縁があることを願っております。
■複数回デートをした後の【お断り例文】
先週の水族館デートでは、楽しいひとときをありがとうございました。私事で大変申し訳ないのですが、実は婚活をしていく中で他に気になる異性の方ができてしまいました。まだお付き合いしているわけではないのですが、この状態で〇〇さんにお会いし続けることは不誠実ですし、私としても心苦しいので今後会うことを控えさせていただければと思います。〇〇さんには本当にたくさんの楽しい思い出や心遣いをいただいたのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。お仕事ができて気遣いも上手な〇〇さんであれば、私よりずっと素敵な方とご縁があるに違いありません。今まで本当にありがとうございました。〇〇さんの幸せを心から願っております。
婚活で傷つかないお断りメッセージを送ろう
いかがでしたか。たった1人のパートナーと巡り合うため、他の異性の誘いをお断りすることはごく普通のことです。ぜひ今回の記事を参考に、相手も自分も傷つかないお断りメッセージを作成してみてくださいね。
結婚相談所「関西ブライダル」では、この他にも婚活に役立つコラムや婚活体験談を配信しています。そちらも是非読んでみてくださいね。
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