【プロ解説】高学歴の女性が婚活で苦戦する3つの理由とは?男性側の反応も解説
「高学歴な女性は婚活で不利だと感じている」
「高学歴女性が婚活で成功する方法は?」
男性では好条件とされがちな高学歴ですが、女性の場合は不利になることがあります。
それは男性側の反応による点もありますが、男性への基準が高くなるなど女性側が改善できるポイントもあるのです。
この記事では婚活女性に向けて、高学歴の基準や苦戦しやすいポイント、結婚相談所での婚活をスムーズに進めるためのアドバイスを解説します。
婚活を意識している女性は、ぜひ最後までお読みください。
婚活における高学歴の基準について
婚活における高学歴の基準は、男性女性ともにだいたい以下の通りです。
●有名大学
●国公立大学(偏差値55以上)
●大学院卒
●関関同立やMARCH(マーチ)などの私立大学
結婚相談所で必ず作成するプロフィールでは学歴を記載する欄がありますが、学歴に誇りを持っている方はあえて「国立大学卒業」などと記載することもあります。
高学歴女性は結婚相談所にどれくらいいる?
高学歴な女性の割合は多くなく、女性会員様全体の1〜1.5割ほどです。
結婚相談所のプロフィール上では大学名を非公開にすることもでき、高学歴な女性会員様の半分ほどは大学名を伏せています。
ただし男性側から女性会員様の大学名を確認された場合は、隠すことはできません。
高学歴な女性が婚活で苦戦する3つの理由
高学歴な女性会員様が婚活に苦戦すると、「学歴がひっかかりますよね……。」と仰る方は多いものです。
男性であれば歓迎される高学歴ですが、女性の場合そうとは限りません。
女性側の高い学歴がネックとなる理由として、以下の3つのポイントをそれぞれ解説します。
①高学歴な女性に対する婚活中の男性の反応
②自分の学歴を基準にしてしまう
③勤め先や年収など男性に対する理想が高い
①高学歴な女性に対する婚活中の男性の反応
高学歴な女性に対する男性の考え方は様々ですが、主に以下の3つに分けられます。
●男性は自分と同等か自分より低い学歴の女性に申し込む
●男性側からアクションを起こさない
●まったく気にしない
残念ながら多くの男性会員様は、自分より高学歴の女性にアクションを起こさない傾向があり、積極的にお見合いを申し込みません。
自分より学歴が高い女性だと、何かあった時に理屈で論破されるのが嫌だという気持ちがあるのかもしれません。
男性の中には、大卒の女性自体を検索条件から外す方もいらっしゃいます。
しかし高学歴の女性側からお見合いの申し込みがあった場合、男性側はそこまで気にせず、すんなりとOKを出す方が少なくありません。
女性の学歴を重視するかどうかは男性会員様によって差がありますが、全く気にしない方も数パーセントいらっしゃいます。
女医さんも結婚相談所で婚活している方が多い
医学部卒業という高学歴を持つ女医さんも、結婚相談所で婚活している方が多いです。
しかし、女性側は男性に自分と同じお医者さんを求める方が多く、なかなか成婚に至りません。
男性のお医者さん側からすると、結婚後に夫婦でクリニックを開業したいなどの人生設計がない限り、女医さんを求めることはほぼないのです。
男性のお医者さんは、家庭的で帰宅したら家でほっこりと癒してくれる女性を求める方が多く、男性と女性でマッチングしません。
上記のようなミスマッチから、婚活で高い学歴がネックだと感じている女性は少なくないでしょう。
②自分の学歴を基準にしてしまう
高学歴な女性は、無意識のうちに男性にも自分と同等の学歴を求めがちです。
男性は自分より高い学歴の女性を避けることもあるので、上記の考え方も間違いではないでしょう。
しかし、高学歴な女性が
「せめて大学は出ておいてほしい」
「自分の出た大学よりレベルの高い大学を出ておいてほしい」
と望むとその時点で条件が厳しくなります。
高学歴な女性が男性にも学歴を求める背景には、ご自分の希望ではなく、家族が心配することを懸念していることが多いのです。
親御さんに確認したわけではないけれど、「家族から許しが出ない」という考えから、男性にも自分と同等の学歴を求めてしまうのでしょう。
結婚相談所は、良くも悪くもお互いの条件がすべてわかります。
たくさんの男性会員様の中から、わざわざ親から反対されるリスクが高い男性を選ぶ方は多くありません。
そのため、結果的に高学歴な女性は婚活で苦戦しやすくなるのです。
もし自分より学歴の低い男性との結婚を家族が気にする場合、家族の反対を押し切ってまで結婚を進める強い意志が必要となります。
③勤め先や年収など男性に対する理想が高い
高学歴な女性は一流企業に勤めている方も大変多く、年収も高めです。
そして男性に求める年収や勤務先のレベルを高学歴である自分を基準とするので、結果として理想が高くなります。
女性は男性の年収や勤務先といった条件について、自分よりも上のレベルを求めがちです。
これは学歴に関係なく女性の傾向として多いのですが、高学歴な女性の場合基準とするレベルが高く、対象となる男性会員様が限られてきます。
若くて年収が高くて……という男性は、ほぼいません。
しかし高学歴な30代女性は、男性に若さと年収の両方を望んでしまい、男性全体の数%しかいない狭き門を狙うこととなります。
その結果出会い自体が成立しにくくなり、「婚活が上手く行かない!」と悩んでしまうのです。
狭き門である若さも高い年収も持つ男性は、多くの女性からお見合いの申し込みがあるので、傾向として20代の若くて容姿端麗な女性を狙います。
そのため30代女性は、30代で高い年収を持つ男性を狙ってお見合いを申し込んでも、返事ももらえないことが多く、なかなかマッチングしません。
男性に年収の高さを求めるなら、30代の高学歴女性が狙えるのは40代以降の男性です。
過去に関西ブライダルでも、年下の男性を狙い8年間婚活を続けた30代の高学歴な女性会員様がいらっしゃいました。
理想通りの男性はなかなか現れず40代となり、結局妥協して、自分の年収の半分以下の年下男性と成婚しています。
高学歴な女性が婚活をスムーズに進めるための3つのアドバイス
高学歴な女性が婚活をスムーズに進めるために、婚活のプロから以下3つのアドバイスを贈ります。
①男性に対して「若さ」と「年収」の両方を求めない
②譲れない条件は1つに絞る
③若い時の自分と比べない
それぞれについて、順番に解説します。
①男性に対して「若さ」と「年収」の両方を求めない
婚活中の女性は、男性に対して若さと学歴の両方を求めないようにしましょう。
二兎を追うものは一兎をも得ません。
若さを重視するなら年収を諦め、年収を重視するなら若さを諦めてください。
結婚相談所では会う前から相手の条件がわかってしまうためか、手に入らないものをひたすらに求める方が多いです。
学歴に年齢、容姿に年収……と理想を追いかけがちですが、完ぺきな人はいません。
②譲れない条件は1つに絞る
婚活で良いご縁を見つけるためには、とにかく男性に求めるポイントを1つに絞ることがポイントです。
「良い男性がいない」と思ったときは、自分を客観的に見てみましょう。
自分は相手の男性に、どのような願いを叶えられるか考えてみるのです。
悩んだ時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。
そう考えると、自ずと相手に完璧を求める意識は薄れます。
年収や学歴が好条件の男性会員様もいますが、常に多くのライバル女性がいて、その闘いは熾烈です。
お見合いをどれだけ申し込んでも成立しない状態が続くと、3か月で辞めてしまう方もいます。
手に入らないものを追いかけ続けると、何年も婚活を続けることになります。
高望みをしないように意識して、絶対に譲れない条件を1つに絞り前に進みましょう。
③若い時の自分と比べない
婚活では、男女ともに若いほど有利です。
特に女性は男性会員様から若さを重視されやすく、30代よりも20代の女性の方が人気があります。
恋愛や婚活から遠のく期間が長かった女性ほど、若い時の自分と比べてしまいがちです。
男性にお見合いを申し込んでも返事すらなく、「若い時はモテたのに……」と落ち込んでしまう女性も少なくありません。
しかし年齢を変えることはできず、時の流れは平等です。
30代の女性は、20代と同じ調子で男性からモテないということを知っておきましょう。
高学歴な女性会員様の婚活エピソード
関西ブライダルでも高学歴な女性会員様の多くが成婚されました。
その中から、以下2名の女性会員様のエピソードをご紹介します。
相手の年収よりもフィーリングを重視して成婚したA子さん
相手の尊敬できる点を見極めて成婚した東大卒のB美さん
相手の年収よりもフィーリングを重視して成婚したA子さん
● A子さん(30代):大阪市立大学卒、MR営業、年収800万円
●C男さん:お医者さん
素直な性格が魅力のA子さんは、男性に対して多くを望まない会員様でした。
大卒をご希望でも大学のレベルにこだわりはなく、年収や容姿も厳しい条件は特にありません。
A子さんが婚活で大切にしていたことは、何よりもフィーリングでした。
婚活中はA子さんからも多くお見合いを申し込んでいましたし、男性からのお見合い申し込みも多い方です。
その結果、成婚したのはA子さんと同世代で少し年上でお医者さんをしているC男さんでした。
お医者さんなど高学歴な男性も、自分と同じレベルを女性に求める方がいらっしゃいます。
結婚した現在、A子さんは旦那様と海外にお住まいです。
相手の尊敬できる点を見極めて成婚した東大卒のB美さん
● B美さん:東京大学卒業
東京大学卒業のB美さんは、「自分と同等の学歴を男性には求めない」と仰る会員様でした。
しかしカウンセラーからみると、求めていないと言うものの条件は気になっていたご様子です。
婚活中はB美さんからもお見合いの申し込みをよくされていました。
ただし活動中、大学名は非公開にされていました。
婚活中B美さんは何度も交際まで発展するものの破局してしまい、上手く進みません。
「相手の中で尊敬できる点がない」とB美さんからお断りされるのが理由です。
B美さん曰く、年収など生活面で尊敬できないわけではありません。
B美さんがカウンセラーと何度か面談した結果、カウンセラーは「相手に対して、何が尊敬できるかよく考えてみてください」とアドバイスします。
数回お見合いをおこなった後、B美さんにとても大事なことを教えてくれたD助さんが現れました。
D助さんから「日々起こる事のなかで、腹を立てることなんてほとんどない。命に関わる事はスルーしてはいけないが、それ以外はスルーすること」と教わったB美さん。
B美さんは「生きていく中で大事なことをD助さんから学びました」と振り返ります。
無事にB美さんは尊敬できるD助さんと成婚退会され、婚活を卒業されました。
まとめ
高学歴な女性が、婚活でつまずきやすいポイントや上手く進めるポイントをご紹介しました。
この記事をまとめます。
●高学歴な女性は、自分より低い学歴の男性からアプローチされにくい傾向がある
●高学歴な女性は男性に求める条件が厳しくなりがちで、結果的に相手が見つかりにくい
●婚活では男性にあれこれ求めず、絶対に譲れない条件は1つに絞る。
男女関係なく、若い時に努力して掴んだ学歴は誇るべきです。
しかし婚活では、相手にも自分と同等の条件を求めると高望みになることが多く、気を付けなければいけません。
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