
「実家暮らしの男性は、婚活中の女性から見て受けが悪いのかな?」
「実家暮らしで婚活をしている男性は少ないのかな?」
とお悩みの男性へ。
社会人になっても、「実家を出るタイミングがない」などで実家暮らしをしている男性は珍しくありません。
しかし実家暮らしの男性=家事能力が高くないという印象が強く、この部分は婚活中の女性からマイナスとされる可能性があります。
この記事では婚活を考えている実家暮らしの男性に向けて、40代で婚活中の男性の実家暮らしの割合や実家暮らし・1人暮らしの男性の特徴について解説します。
興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。
40代の男性会員様の半数は実家暮らし

関西ブライダルの40代男性会員様50名について実家暮らしかどうかを調べたところ、以下の結果となりました。
・実家暮らし…24名
・1人暮らし…26名
上記の通り、実家暮らしと1人暮らしの割合を見るとほぼ半々です。
実家暮らしの理由はさまざまで、職場が実家からなどその時のご状況で住み方を選んでいる会員様が多い印象です。
40代というご年齢から、「親が引き留めるから実家暮らしをしている」という男性は少ないと思われますが、実家暮らしは楽だと思っておられる男性会員様は多いでしょう。
実家暮らしの男性は婚活中の女性からどう見られている?

交際相手がいると、お家デートができない・自立していないように見えるなどの理由で実家暮らしはマイナスと考えられがちですが、婚活市場も同じとは限りません。
ここでは実家暮らしの男性に対する女性からの評価について、以下の通り解説します。
・実家暮らしがNG理由となることは少ない
・実家暮らしをしている男性は「家事力が低い」と見られがち
・実家暮らしをしている男性は「夫婦で家事を分担しない」と見られがち
「実家暮らし」がNG理由となることは少ない
婚活中において、女性から「実家暮らしだから」という理由で男性にNGを出されることはほぼありません。
また他のカウンセラーからも「実家暮らしだから、女性からNGが出てしまった」という話も聞いたことはありませんから、実家暮らし=女性からの受けが悪いのでは?という心配はしなくて大丈夫でしょう。
実家暮らしをしている男性は「家事力が低い」と見られがち
実家暮らしの男性よりも1人暮らしをしている人の方が家事や炊事を日常的にしており、「一緒に暮らす(=結婚)にあたり、将来頼りになる」と思っている女性会員様は多いものです。
1人暮らしの場合、掃除・洗濯・ごみの分類やごみ捨てといった家事は問題なくできるでしょう。
人によっては料理スキルも期待できます。
それに対し、実家暮らしをしている男性の中には、炊事や洗濯・掃除やごみ捨てにおいて何も知らない……という方もいます。
この場合、結婚や同棲を機に女性が1から教えなければならず、女性側に負担やストレスがかかります。
男性によっては、「収入の多い・少ないで家事の分担比率を変えたら良い……」と考える方もいますが、収入は妊娠・出産も大きく影響するので、この考えに納得する女性は多くありません。
その点1人暮らしの男性なら、基本的な家事や掃除スキルが備わっていることが多く、1人暮らしの男性が評価されるポイントの1つです。
実家暮らしをしている男性は「夫婦で家事を分担しない」と見られがち
女性は結婚したら家庭に入って家事育児全般を担う…という時代は終わり、今では結婚・出産しても共働きを選ぶ夫婦が増えました。
そのため、女性は家事をきっちり分担したいと考えているのです。
上記の考え方は特に若い世代の女性に多く、婚活では
「結婚後にしっかり家事をしてくれそうな男性か?」
「家事育児=女性の仕事、という固定観念がないか?」
という点をしっかりチェックしています。
つまり実家暮らしの男性が婚活を成功させるためには、結婚後にしっかり家事を担えるか・家事をする気があるかを女性に示すことが大事なポイントとなるのです。
実家暮らしの男性が婚活で気を付けたい事について、次で詳しく解説します。
【プロが教える】実家暮らしの男性が婚活で気を付けたい事

実家暮らしの男性が婚活する時は、「結婚後、自分もしっかり家事をやる気がある」「家事スキルがある」ということをアピールしましょう。
関西ブライダルでも実家暮らしの男性会員様が多く活動されており、プロフィールに「家事を積極的にしたい」とアピールしている方も多いものです。
また、「北海道に転勤していて、関西に戻った今は実家暮らしです」と書いている男性会員様もいます。
これは、「現在は実家暮らしだけれど1人暮らしの経験がある」ということを女性に伝えるために記載している文章です。
男性において、実家暮らしそのものがマイナスになることはありません。
しかし「母親がいつも世話を焼いているから家事スキルがゼロ」「実家暮らしで親に頼りすぎている」という要素があれば、女性が「この人と結婚できない」とNGを出す可能性はグッと上がります。
もちろん実家暮らしの男性の中には、よく気が付いて親に色々としてあげる方も多いものです。
「日ごろから親に頼り切っていないか?」「自分の事は自分でできているか?」は、何度かデートをするうちに女性側がなんとなく気づくでしょう。
実家暮らしは家賃や光熱費といった固定費がかからず、金銭的には大変助かります。
そのため実家暮らしの男性の方が、しっかり預貯金している方が多いです。
40代の実家暮らしでも親に1円も払わず、自分の趣味や遊びでお金を使い果たしてしまう……という方は、金銭的に自立を考えることをおすすめします。
実家暮らしの男性は50代以上になるとNGを出されることがある

婚活中の女性から、「実家暮らしだから」という理由で男性にNGを出されることはないと解説しました。
しかし、男性の年齢が50代・60代と上がると女性側からNGが出る可能性はあります。
その理由は介護で、
「介護要員を探すために婚活しているのではないか?」
「結婚したら途中で家事を全部押し付けられそうな気がする」
と懸念する女性会員様が増えるのです。
実家暮らしの男性で40代なら、上記の可能性は低いでしょう。
しかし年齢が上がるほどに婚活は難易度が上がりますから、早めに婚活して損はありません。
婚活のプロが教える実家暮らし・1人暮らしの男性の特徴

さまざまな実家暮らし・1人暮らしの男性会員様と接してきた婚活のプロとして、それぞれの特徴を解説します。
実家暮らしの男性の特徴
実家暮らしの男性は、穏やかで優しい人が多い傾向にあります。
特に祖父母と暮らしている男性は、日常でサポートする機会も多く特に優しい方が多いと感じます。
実家暮らしは集団生活の1つでもありますから、夜遅く帰った時は寝ている家族に配慮して静かに帰宅する……などの協調性も高いでしょう。
また家賃などの生活費がかからないので、貯金額で見ると実家暮らしの男性の方が高めです。
実家暮らしの男性は上記の魅力がありますが、「帰ったら食事が用意してある」「洗濯物や洗い物は親がやってくれる」などお世話してくれる人と暮らしているので、実家に依存しがちな部分はあります。
「誰かがやってくれるだろう」など、周りに頼りがちな点が日ごろの行動に出ているかもしれません。
1人暮らしの男性の特徴
1人暮らしの男性は、金銭的な面はもちろん精神的にも自立している雰囲気の方が多いです。
これは1人で暮らす家に帰るのと、家族がいる家に帰るのとで気持ち的な違いが影響しているかもしれません。
風邪をひいても看病してくれる人が近くに折らず、どんなに仕事が忙しくても身の回りのことを自分でしなければならない……と身をもって知っている点は、1人暮らしの男性の心強い点でしょう。
1人暮らしだと炊事や洗濯といった家事スキルを備えている男性が多く、結婚後も女性としっかり家事を分担できるでしょう。
精神的に自立して頼りがいがある1人暮らしの男性ですが、1人暮らしの年月が長いほど、年齢も相まって他人と合わせて生活することが厳しくなります。
洗濯物のたたみ方や掃除の仕方といった家事において、結婚後もこだわりを発揮するかもしれません。
1人暮らしだと家賃や食費などの生活費がかかりますから、貯金額で見ると実家暮らしの男性よりは低めです。
また1人暮らしだと気ままに暮らせるので、食生活や体型が乱れていることもあります。
上記はあくまでも傾向の話で、実家暮らし・1人暮らしの男性それぞれに一長一短があるものです。
どちらも良い面・悪い面があり、実家暮らし=婚活が長引くというわけではありません。
1人暮らしでも実家暮らしでも、自分の持っている特徴を結婚後にどのように活かせるのかが大事です。
実家暮らしのまま成婚したA男さんのエピソード

最後に、実家暮らしのまま成婚したA男さんのエピソードをご紹介します。
A男さんと結婚したのは、「1人暮らしをしたことがある男性と結婚したい」と言っていたB美さんです。
「結婚しても1人の人間として男女の立場は平等でありたい」と考えていたB美さんは、家庭を築くにあたって家事を分担したいと思っていました。
この家事分担をすんなり伝えられるのは、1人暮らしの経験がある男性の方が良いと思っていたのです。
家事分担について実家暮らしの男性には言いにくい…と思っていたのですが、結婚を決めたのは実家暮らしのA男さんでした。
A男さんは実家暮らしですが、「今の時代、男の子も家事ができないと困るのよ」とお母様に育てられており、実家では食器洗いや掃除・洗濯という一通りの家事を担っていました。
B美さんは結婚する前に「A男さんは実家暮らしだから、家事は頼れないかな…」と思っていたそうですが、結婚する段階で上記のように育てられていることがわかり、「彼のお母様にすごく感謝しています」と喜んでおられました。
ずっと実家暮らしでご飯の炊き方も知らない……となると、結婚する女性は苦労するものです。
しかし1人暮らしでも外食派の方は料理ができない方も多く、家事スキルや意識は育ってきた環境が大きく影響します。
生活を送るにあたって、日々の炊事や洗濯・掃除といった身の回りのことは誰かがしなければなりません。
実家暮らしでも1人暮らしでも、身の回りのことを自分でできる人や進んでやることができる男性なら、女性も安心して結婚できるでしょう。
1人暮らしの経験がない方は、もし金銭的に余裕があれば一度経験してみるのもおすすめです。
短期的な1人暮らしで、すぐ実家に戻っても構いません。
1人暮らしの大変さや楽しさを知っておけば、結婚した後もパートナーと支え合いながら、より豊かな結婚生活が送れるのではないでしょうか。
まとめ
実家暮らしの男性について、婚活中の女性からの印象や気を付けたいことを解説しました。
この記事をまとめます。
・実家暮らしだからといって、女性側からNGが出ることは少ない
・実家暮らしで家事ができない、「女性に全部してほしい」と思っている男性は成婚しにくい
・実家暮らしの男性は、1人暮らし経験や家事スキルをアピールすると女性からの印象が良い
結婚してパートナーと暮らすことになれば、「家事は分担したい」と考えている女性が大多数です。
無理に実家を出る必要はありませんが、料理や洗濯・掃除といった一通りの家事はできるようになっておいて損はありません。
「家事はできるのに良い女性と出会えない」「そろそろ本気で婚活したい」という方は、ぜひ関西ブライダルまでご相談ください。
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